
鉄道を利用するとき少しでもコストを安くしたいと思いませんか?
ちょっと工夫することでコストダウンできる方法があります。
簡単に節約する方法から、ちょっと面倒だけど効果がある方法をご紹介します。
鉄道格安チケット、割安定期券入手方法
- 回数券を購入する
- 格安チケットショップで切符を購入する
- 鉄道会社の株主優待他の優待券を利用する
- 【JR】途中下車して切符を分割する
- 【JR定期券】経路を分割して購入する
回数券を購入する
何度か同じ区間を利用する(往復、複数人、複数回)するのであれば回数券(区間回数券)がお得です。
鉄道会社によりますが、普通回数券(いつでも乗車可能)、時間指定回数券、土日休日回数券がありそれぞれ割引率が異なります。通常は土日休日回数券が一番格安になります。
利用期間がありますので、期間内に使い切れなければ次の方法以降をご検討ください。
通常10枚以上で購入することになるので、使い切れる予定がなければ無駄になってしまうので気を付けてご購入下さい。
格安チケットショップで切符を購入する
主要ターミナル駅にある格安チケットショップに行くと区間回数券のばら売りをしているところがあります。すべての区間では無いですが、主要区間であれば回数券の1枚分の価格プラス手数料で販売しています。回数券よりは高いですが、普通乗車券よりは安いです。
鉄道会社の株主優待、お得意様割引他の優待券を利用する
鉄道会社の株主になたり、系列の百貨店やクレジットカード会員になることで優待券や割引券がもらえることがあります。
【JR】途中下車して切符を分割する
JRの区間特定運賃を含む駅間を乗車する場合、うまく活用すると運賃を安くできます(区間特定運賃とは並走する私鉄線との料金差をなくし、競合できるようにした割安運賃です)。具体的な区間特定運賃に関しては検索で探してみて下さい。
具体例として横浜から錦糸町まで行くケースで説明します。
横浜から錦糸町まで通しで切符を購入すると570円かかります。
これを横浜から品川、品川から錦糸町に分割して購入すると。
横浜から品川:300円
品川から錦糸町:220円
合計:520円
となり、50円安く購入できます。往復で100円の差になりますのでちょっとお得です。
また、辻堂から品川まで通しで切符を購入すると860円かかります。
辻堂から横浜:510円
横浜から品川:300円
合計:810円
となり、50円安く購入できます。往復で100円の差になりますのでちょっとお得です。
一度改札を出る必要がありますが、時間に余裕があれば試してみて下さい。SUICA等を使えば切符は買う必要が無くなりますね(1円単位になりますので割引率は微妙に変わります)。
途中下車して改札を通る必要があります。条件が変更される可能性がありますので事前に運賃を確認してください。
場合によっては直接私鉄に乗るほうが安い場合もありますので、確認してからご利用ください。
【JR定期】経路を分割して購入する
上記「【JR】途中下車して切符を分割する」で説明したのと同様にJRの区間特定運賃を含む駅間を乗車する場合に切符を分割するのではなく、定期券を分割して購入するという手段で定期代が安くなります。
具体例として横浜から錦糸町まで行くケースで説明します。
横浜から錦糸町まで通しで6か月定期券を購入すると80,620円かかります。
これを横浜から品川、品川から錦糸町に分割して購入すると。
横浜から品川:41,100円
品川から錦糸町:31,620円
合計:72,720円
となり、7,900円安く購入できます。
1か月約1,300円、1年で15,800円もお得です!
辻堂から品川の場合は、通しで6か月定期券を購入すると123,560円
辻堂から横浜:72,860円
横浜から東京:41,100円
合計:113,960円
となり、9,600円安く購入できます。
1か月1,600円、1年で19,200円もお得です!
こちらは乗車券と違い改札を出る必要はありません。また、定期を2枚購入する必要もなく、1枚のSUICAに分割した定期券を2つ登録することができるので、普通に通しで購入する場合と利用においては何も変わりがありません。
購入に際しては、みどりの窓口で購入する必要があります。窓口の職員に「分割定期を購入したい」と申し出れば対応してもらえます。
条件が変更される可能性がありますので事前に運賃等を確認してください。